Aerialのギタリスト池田です。
みなさんは、ギターを何で録音していますか?
私はノートパソコンを使って録音しています。
コンピューターを使った音楽といえば電子音をたくさん使ったテクノなどをイメージされるかもしれませんが、ソロギターやギターデュオなどのアコースティックな音楽を録音するのにも使えるます。
コンピューターを使うとグラフィカルに操作できるので作業や編集が便利に行えるなど様々なメリットがあると思います。
しかし、ギターから出る音はアナログ情報ですので、そのままではデジタル信号しか受け取れないパソコンで録音することはできません。
そこで、ギターの音をコンピューターが受け取れる形に変換してくれるオーディオインターフェイスという道具が必要になってきます。
今回は私が使っているオーディオインターフェイス「Apogee Duet」を紹介したいと思います!
こちらがデュエットの写真です。
またmac book13インチを大きさを比較してみました。(笑)
とてもコンパクトですね。
気軽に外に持ち出せる大きさです。
本体の重さは440gと軽く持ち運びの負担も少ないです。
こちらは楽器やマイク、スピーカーとDuetをつなぐブレークアウトケーブルの写真です。
右からコンデンサーマイクもつなげるXLRバランス入力端子、ギターなどをつなぐフォンジャックのアンバランスハイインピーダンス入力端子、スピーカーにつなぐ出力端子となっています。
2in2outという仕様ですね。
ケーブルだけ見ると入力が4つあるように見えますが、一度に使えるのは2つまでです。
自分はソロギターやギターデュオなどの音楽をやっていますので2inでも充分ですね。
(バンドでライブ演奏に使うとなればもっと入力が必要となりますね。)
Duetの上面です。
メーター2つとコントローラーが一つ付いているだけというシンプルさです。
シンプルでかっこいいので気に入っています。
ノブはクリックすることによってコントロールする入力を切り替えることができます。
どの入力レベルをどれだけ上げたか、確認するのはコンピューターの画面で見るしかないのですが、個人的には不便を感じていないですね。
ブレークアウトケーブルとファイヤーワイアー400の差し込み口です。
ブレークアウトケーブルの差し込み口の両脇にある穴はねじ穴でケーブルが抜けないように止めるようになっています。
ヘッドホンアウトが付いています。
ファンタム電源を使用すると左のランプが光ります。
macに直接ヘッドホンをつないで音楽を聴くよりも、ここにつないで出た音の方が良い音のように思います。
パソコンで音楽をより良い音で聞くために使うのもいいですね。
背面です。滑り止めが付いています。
ラックにマウントはできませんが、結構安定して置けます。
ブレークアウトケーブルと本体をつないだ写真です。
こう見るとブレークアウトケーブルのおかげでコンパクトになっているのがわかりますね。
デュエットとmac bookをつないだ写真です。
ファイヤーワイアから供給される電力だけで動きます。
気持ちのよい公園などにmac bookとDuetを持って行って作業することもできます。(笑)
電源は気にせず使えますので、ライブでの使用にも向いてそうですね。
デュエットのコントロールパネルが画面に表示されています。
マエストロというソフト名です。
Duet本体のノブを回さなくても、このパネルからでもレベルの調整などできます。
ファンタムのon/offもこの画面でできます。
ロジックからコントロールパネルを開くことができます。
Apogee製品とロジックは相性がいいですね。
ロジックユーザーなのでその点も気に入りました。
ロジックから直接コントロールできるので便利です。
ここからコントロールできるのでマエストロはほとんど使っていません。
一つのアプリケーション内で処理できるのは楽ですね。
24bitでサンプリング周波数96khzと性能的にも問題ないように思います。
録音できる音のクオリティも自分は満足していますね。
近日中に発表する新曲もDuetを使って録音しています。
今度、ApogeeからDuet2という新しいオーディオインターフェイスが発売されるみたいですね。
とても気になります。試してみたいですね!
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