2012年4月20日金曜日

The Beatles(ビートルズ)の"Eleanor Rigby"(エリナー・リグビー)をギターで伴奏してみよう!TAB譜で解説。

The Beatles名曲の"Eleanor Rigby"Aerialバージョンの伴奏演奏をTAB譜付きで解説してみようと思います。
Aerialバージョンの"Eleanor Rigby"の伴奏は響きは複雑になっていますが、
とても簡単に弾けますので初心者の方にもおすすめのアレンジとなっています。
Aerialの音源ではメロディパートもギターで演奏していますが、この伴奏で弾き語りをするのもいいかもしれませんね。
是非、覚えて弾いてもらえたらと思います!





アレンジの基本は4弦4フレット、3弦開放弦、2弦3フレットの音をアルペジオでずっと鳴らして、
コードの変化はベース音の変化だけで表現するというものです。
もともと原曲はCとEmのコードしか登場しないモーダルな雰囲気の曲でしたが、
それを生かしてさらにモーダルな雰囲気が増すようなアレンジにしてみました。
4弦4フレット、3弦開放弦の音は短二度でぶつかるクラスターの響きになっていて、
これがハーモニーの複雑さを出しているのかと思います。

左の写真は4弦4フレット、3弦開放弦、2弦3フレットを押さえた指の形です。
基本はこの形にプラスしてベースの音を押さえるだけで演奏できます。
シンプルで簡単ですね!


イントロパートのTABです。


原曲にはないイントロです。4弦4フレット、2弦3フレットを押さえたまま人差し指で5弦3フレットと5弦2フレットを2小節ごとに交互に押さえます。
右手は指弾きしています。ベース音を親指でそれ以外の音は人差し指、中指、薬指でアルペジオを弾いています。


AメロのTABです。


5小節1セットになっていて少し不思議な雰囲気がします。
アルペジオのパターンは少し違いますが、演奏方法の基本はイントロとほぼ同じです。
TAB譜と音源を参考に練習してみて下さい。


BメロのTABです。



このパートはトップノートが1小節ごとに半音ずつ下がります。
2弦が1フレットずつ下がります。2弦2フレット、1フレットは人差し指で押えると押えやすいと思います。


サビ前半のTABです。


3小節目の最後の音、1,2,3弦の12フレットと表記されたものはナチュラルハーモニクスです。
4小節目はそのハーモニクスをできるだけ消さないようにして、6,5,4弦を使ってスケールを弾きます。
そのスケールの弾き方は6弦の開放弦だけ右手でピッキングして、
後の2フレット3フレットは左手の指を指板に力強く打ちつけるハンマリングオンで音を出します。
そうすると荒々しい力強い音が鳴ります。
5弦も同様にします。そして4弦開放弦を弾いてスケールを弾くパートは終わりです。


サビ後半のTABです。

サビの後半は前半よりずっとシンプルです。TAB譜どうりアルペジオを弾いて下さい。
Aerialアレンジのエレナ・リグビーにはギターソロのパートもあるのですが、
そのパートもこのタブ譜を繰り返します。

YouTubeにPVとして"Eleanor Rigby"の音源を置いてあるので、参考にして下さい!


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