2012年9月9日日曜日

ライブに向けての効果的な練習方法について

7月15日にモーションブルーという大舞台で演奏させていただく機会がありました。
久しぶりのライブということもあり、入念に練習していどみました。 その甲斐あってか、なんとか無事にライブを完遂することが出来ました。

そのときに行っていたメトロノームを使った練習がかなり効果的で誰でも出来るものだと思うので、その練習方法について書いてみようと思います。



とてもシンプルな練習方法です。
ライブで演奏する予定の曲を普段よりもずっとゆっくりなテンポに設定してメトロノームに合わせて繰り返し弾くというものです。

普段よりもずっとゆっくりなテンポで練習するのは2つのメリットがあります。

一つはゆっくりなテンポで演奏すると、そのぶん正確な指の動きをインプットしていくことが出来ます。
遅いテンポで練習してもとのテンポに戻ると、やけにスムーズに弾けるのを実感できました。
速いテンポで弾いているとどうしても演奏が荒くなっていく傾向があると思いますが、遅いとしっかり正確に演奏出来ます。遅いテンポで正確な演奏をインプットしていくのが大事だと思います。
私はギターで練習していましたが、他の楽器にも当てはまる部分はあるのではないでしょうか。

もう一つは、より良いリズム感、タイム感で演奏出来るようになる点です。
ゆっくりなテンポで練習しているとリズムのズレや揺らぎが速いテンポでの練習よりもより顕著になります。速いテンポで演奏するよりも遅いテンポで弾く方がある意味ずっと難しいといえます。
遅いテンポでいいリズムをキープ出来るようになると、もとのテンポではよりタイム感のよい演奏が出来るようになります。
タイム感が安定すると指の動きにもよい影響があると思います。
また、遅いテンポで練習するのは集中力がいります。集中力を鍛える練習にもなるかもしれないですね。

このように遅いテンポで練習することには様々な良い点があります。
特にライブや人前での演奏を控えている方達には遅いテンポで練習してみることをお勧めします!

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